紅茶辞典

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歴史を変える紅茶

アメリカ独立戦争のきっかけは、紅茶である

1773年、イギリスの植民地であった北アメリカ・ニューイングランドのボストン港で、歴史的な事件が起きました。イギリス本国から課せられる茶税や糖蜜税などの重税に不満を抱くアメリカ市民たちが、ボストン港に停泊していたイギリス東インド会社の船を襲撃し、積み荷の紅茶を海に投げ捨てたのです。この事件は、ボストンのティーパーティ(茶会事件)と呼ばれ、その後この騒ぎがどんどん広がり、アメリカ独立戦争のきっかけになりました。イギリスとアメリカの間で、紅茶が世界の歴史を動かしたと言えるエピソードです。

お茶会は、富と権力の象徴

18世紀の初め、1702年に即位したイギリスのアン女王。大の美食家であり、無類のお茶好きとして歴史に名前を残しています。朝食にお茶を飲む習慣を広め、ウィンザー城に専用の茶室を設えて、お茶会を楽しみました。銀のティーセットや洋梨型のティーポットを特別に作らせ、クィーン・アン・スタイルのお茶の様式を完成させたのです。この頃のお茶は、半発酵茶であるボヘア茶の人気が高く、アン女王はミルクと砂糖をたっぷり入れて飲んだと伝えられています。高価な茶と砂糖を惜しげなく使うことが、富と権力の象徴でもあったのです。

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