紅茶辞典

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紅茶の広がり

紅茶が通った道「ティー・ロード」とは

ヨーロッパで紅茶を飲む習慣が定着した17〜18世紀頃、主な産地の中国からヨーロッパへと、オランダ商船が海路で大量の紅茶を運んでおりました。中国南東の沿岸部、広東や福建の港から出航し、インド洋、アフリカ喜望峰を回って大西洋を北上するルートを通りました。オランダ商船のこの海路は、陸のシルク・ロードに対して、海の「ティー・ロード」と呼ばれていたのです。

イギリスに紅茶を広めたのは、お姫様

1662年、イギリス国王チャールズ2世のもとに嫁いできた、ポルトガル王家の名門ブラガンサ家の姫、キャサリン。当時のポルトガル貴族の間では、すでにお茶を飲む習慣があり、キャサリンの嫁入り道具の中にも、お茶と茶道具があったのです。それまでお茶を飲む習慣がなかったイギリスでは、キャサリンにお茶をふるまわれた宮廷貴族を中心に大流行となり、やがてお茶の楽しみが一般の人々にも広がっていったようです。キャサリンがイギリスに持ち込んだお茶こそが、イギリスの紅茶文化の原点だったのです。

自家栽培で生まれた、ダージリン紅茶

世界三大銘茶として知られるダージリン紅茶。その始まりはイギリス東インド会社の植民地だったダージリン地区の長官・キャンベル博士が、1841年に自宅の庭で茶の栽培に成功したことが原点です。当時は中国から茶を買っていたイギリスは、約10年後にダージリン地区に商業茶園を作り、世界有数の紅茶生産地の基礎を作ったのです。

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