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尾崎紅葉の「紅茶ミルク」の作り方

日本で紅茶が飲まれるようになったのは、明治の中頃のこと。洋行帰りや西洋好きな人たちが、ハイカラで特別な飲み物として味わっていたようです。そんな紅茶好きの一人が明治の作家、「金色夜叉」で知られる尾崎紅葉(1867〜1903)。彼は当時、まだ正式に輸入されていなかった紅茶を特別なルートで手に入れていたらしく、貴重な紅茶を「紅茶ミルク」にして飲んでいたと日記に書かれています。その日記の中で紅葉は「紅茶ミルクとは、二合の牛乳に、紅茶と砂糖を加えたもの」と書いているので、牛乳で煮出したミルクティーやインド風のチャイに近い、濃厚で甘い紅茶だったと思われます。

11月1日は、紅茶の日

それは、日本人が初めて本格的な紅茶を飲んだ日を記念しています。今から200年以上も昔の天明2年(1782年)のこと。遠州灘で暴風雨に巻き込まれ、ロシアまで船が流されてしまった大黒屋光太夫という船乗りたちがいました。その一行が約10年間の異国暮らしを終え、やっと日本への帰国許可を得た頃、当時のロシアの女帝・エカテリーナ2世のお茶会に招かれたのです。その日が寛政3年(1791)11月1日と推定されることで、日本紅茶協会が11月1日を「紅茶の日」と定めました。日本と紅茶の歴史のロマンを感じるエピソードです。

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